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ドキュメンタリー映画「TOKYO アイヌ」製作委員会メンバーでもある自然ジャーナリストのさとうち藍さん。雑誌「自休自足」に「緑の庭でスキップを踏みながら。」というエッセイを連載されているが、今日発売の夏号で「TOKYO アイヌ」のことを紹介されている。
「アイヌのフチに学ぶ」と題し、私もお会いしたことのあるアイヌのフチ(尊敬される立場にあるおばあさんの意味)、遠山サキさんの自然との付き合い方を中心に書かれている。さとうちさんの文章を読んでいると、遠山さんの口調が思い出されて、思わず顔がほころんでしまう。彼女の文章からにじみ出ている優しさや自然に対する確かな信頼感が、読んでいる者をその世界にすっと連れて行ってくれるのだ。 思えば、さとうちさんの著作との出会いはもう10年近く前になる。「園芸図鑑」や「自然図鑑」は、私が農的暮らしやパーマカルチャーを学びはじめた頃に手にした。その著者と、こうして一緒に映画作りをすることになるとは、何か感慨深い。 さとうちさんはアイヌの人々との付き合いも長く、信頼も厚い。彼女のような存在が、この映画製作にどれだけの力をもたらしてくれていることか。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
by travelingtree
| 2008-06-03 22:56
| Documentary
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